Peer Support Volunteerの役割
PSVについて
事故が発生すると
航空機事故が発生した場合、当事者に対しては事故調査の事情聴取が行われるなど慌ただしい状況が続きます。そこには、メンタルヘルスなどの専門家が直接介入する余地はあまりありません。しかし職場の同僚であれば、職場環境を調整することで、危機介入のタイミングを設定することが可能です。
また当事者にとっては、職場の仲間がそばに居てくれることが何より心強いことでしょう。
Peer Support Volunteer とは、正しい知識を持って職場の同僚をサポートしていく役割の人のことを言います。
PSVの働き
PSVはセミナーを受講して、危機介入に対する正しい知識やスキルを身につけておきます。どのようなタイミングで介入を行うのか、介入とはどのように実施するのか、そのときの事象に応じて方法を検討し、適切な対応を行っていきます。
もちろん一人で対応していくことは大変なので、仲間のPSVとともに行動します。
またPSVだけで対応するのではなく、同じくCISMの知識を持っているメンタルヘルスなどの専門家とも連携して対処していきます。